2017年6月26日月曜日

宇宙は本当にひとつなのか

ブルーバックスの「宇宙は本当にひとつなのか」(村山斉 著、2011年7月発刊)を読みました。


ブラックホールや多次元宇宙といったトピックから最近のダークマターやダークエネルギーといったおなじみのテーマをとても分かりやすく、親切丁寧に説明してくれる良書でした。

著者の村山斉博士は、NHKで放映されている科学番組「コズミックフロント」でもたびたび登場しています。

村山斉博士

「宇宙は本当にひとつなのか」で解説されている宇宙のテーマは、コズミックフロントの放映内容にも影響を与えています。

特に、コズミックフロントの2つの番組、コズミックフロントスペシャル「5つの疑問で 宇宙の謎に迫れ!」(2011年12月31日放映)と、「発見!驚異の大宇宙 ”宇宙の終わり” に迫れ」(2013年4月11日放映)は、「宇宙は本当にひとつなのか」のテーマを更に掘り下げて最新の動向を加えた優れた番組でした。

コズミックフロントスペシャル「5つの疑問で 宇宙の謎に迫れ!」

コズミックフロント「宇宙の終わりに迫れ」


以下に、そのコズミックフロントの内容を参照しながら、「宇宙は本当にひとつなのか」の内容を簡単に紹介します。

第一章 私たちの知っている宇宙

宇宙を構成している物質の23%はダークマター、そして実に73%はダークエネルギーで、物質は全体の5%にも満たないということです。

超新星爆発が起きるときは、光とともにニュートリノもたくさん出ます。ニュートリノのエネルギーは光のエネルギーの100倍もあります。

そのニュートリノのエネルギーを日本のカミオカンデが捕えることに成功しました。

ダークマターは何らかの素粒子ではないかということで、その素粒子を発見するためにXMASSという装置を奥飛騨の山中の地下1,000mに設置しました。ニュートリノやほかの素粒子との区別は、出てくる光のエネルギーやパターンが違うということです。

東京大学 宇宙線研究所

これと並行にヨーロッパの大型ハドロン衝突型加速器(通称LHC)を使って陽子同士を衝突させたときにダークマターが生まれるかどうか確認するという実験も行われています。LHCの実験に関しては以前ブラックホールのブログに詳しく触れました。

大型ハドロン衝突型加速器

光速近くのスピードで陽子を衝突させます

銀河系の中心部分にあるブラックホールは、太陽の約400万倍の重さを持っていることがわかりました。他の銀河には太陽の100億倍もあるブラックホールがあるものも見つかっています。

太陽系は銀河のなかで秒速220キロの猛スピードで動いています。光速の約1400分の1のスピードです。猛烈なスピードですね。

太陽系を銀河系に繋ぎ止める力

これほどのスピードで動いていると太陽系には遠心力が働きます。太陽系にかかる重力ではとても繋ぎ止めることができません。

重力以外に太陽系を銀河系に繋ぎ止めている力がダークマターです。

第二章 宇宙は暗黒物質に満ちている

銀河同士が衝突するとき、光速の1.5%という猛スピードで衝突するのですが、ガスは普通の物質なので高温になり摩擦が起きます。しかし、暗黒物質は周りのものと反応しないので、通り抜けてしまいます。

遠くの銀河からの光が重力レンズ効果で屈折させられることを利用してダークマターの詳しい分布が明らかになりました。

重力レンズ効果

ダークマターの分布

銀河の分布と同様に、ダークマターも泡構造をしていることがわかったのです。ダークマターと銀河は同じ場所に存在していたのです。

第三章 宇宙の大規模構造

暗黒物質がある場合は、暗黒物質が重力で引き合い、集まってくるので、濃淡ができ、銀河ができて、大規模構造もできてきます。しかし、暗黒物質がない場合は、星や銀河ができず、私たちも生まれないということになります。

137億年前にビッグバンが起きました。ビッグバンの38万年後、宇宙のなかを光が進めるようになりました。これより前は、電子と原子核がバラバラで光はまっすぐ進むことができませんでした。

力の働いている物質の間で、素粒子のキャッチボールがされているのです。この素粒子はボソンと呼ばれ、クオークや電子といった物質をつくる素粒子のグループの呼び名であるフェルミオンと区別されています。ボソン、フェルミオンに加えて、ヒッグス粒子という重さを与えている素粒子があります。

電磁気力は光子、強い力はグルーオン、弱い力はウィークボソン、重力はグラビトン(未発見)です。

ちなみに、この宇宙の構造を調べるプロジェクトでハッブル宇宙望遠鏡の観測時間の史上最大を割り当てられたコスモスプロジェクトには、日本人の谷口義明センター長(愛媛大学 宇宙進化研究センター)がいました。集合写真を良く見ると、一番前の真ん中にまるでプロジェクトリーダーであるかのように目立っています。

コスモスプロジェクトのメンバー

谷口義明センター長

谷口センター長は、村山斉博士と並んで、宇宙科学界の日本を代表する顔ですね。

ちなみにこのコスモスプロジェクトのリーダーは、カリフォルニア工科大学のニック・スコビル教授でした。コズミックフロントに出てくる欧米の大学教授って、暮らしぶりが本当に豊なんですよね。ニック・スコビル教授のご自宅も、素晴らしい大自然の環境のなかに建てられています。

ニック・スコビル教授の自宅

教授はDIY中

研究者たちとの懇親パーティ

第四章 暗黒物質の正体を探る

ブラックホールが暗黒物質ではないかと考えられましたが、計算したところ総量が少なすぎました。次にニュートリノが暗黒物質ではないかと考えられましたが、これも総量が少なすぎました。

最初にビッグバンでできた重い素粒子が生き残ったのが暗黒物質の有力候補WIMPです。なかでもコールドWIMPの種類でアクシオンとニュートラリーノが暗黒物質の有力候補となっています。

リサ・ランドール博士は「ワープする宇宙」という著書で、暗黒物質は異次元から来たという説を唱えています。私たちから見ると止まっているように見えますが、その素粒子は走っている(=エネルギーが高い)のです。

第五章 宇宙の運命

宇宙の運命は可能性が3つあります。

村山博士が宇宙の将来を説明

1.ビッグクランチ(最終的には小さな点に収縮する)
2.ビッグフリーズ(一定の速度で膨張し続ける、冷たい世界ですべてが停止する)
3.ビッグリップ(膨張が加速し続ける、最後にはすべてがバラバラになる)

宇宙の未来はどうなる?

2013年は、ちょうど、宇宙の年齢が今まで考えられていた137億年より6000万年も古く、約138億年であることがわかった年でした。

3つのシナリオ

宇宙は3つのシナリオのうちどの運命を辿るのでしょうか?

現在、最も有力視されているのが、シナリオ2のビッグフリーズかシナリオ3のビッグリップです。

シナリオ1のビッグクランチは、重力によって星が一つの点に収縮するものです。アインシュタインはアインシュタイン方程式と呼ばれる宇宙方程式で、その謎を解こうとしました。

アインシュタイン方程式

方程式の左辺は「空間の大きさ」を意味します。右辺は「物質・エネルギー量」を意味します。

アインシュタインは、この式に宇宙の「物質・エネルギー量」を代入してみたところ、左辺の「空間の大きさ」よりも大きくなる、つまり、宇宙は収縮してしまうという結論になってしまいました。

当時は、宇宙は未来永劫膨張も収縮もしない不変なものであると考えられていたのです。

このため、アインシュタインは宇宙が収縮しないよう自分の宇宙方程式にラムダ宇宙項を入れてしまいました。

それから10年後、ハッブルが宇宙の膨張を発見するに至り、アインシュタインはこのラムダ宇宙項は間違っていたことを認め、人生最大の過ちと語っています。

ビッグクランチは、その後ブラックホールの存在が証明されることで、より説得力のあるものになりました。

しかし、宇宙全体を呑みこんでしまうほど巨大なブラックホールは見つかっていません。

一方、ビッグクランチの要因としてダークマターが大きな役割を果たすのではないかと考えられるようになりました。

ダークマターがビッグクランチを引き起こす?

1990年代の科学者たちは、遠くの超新星、特に波長などの性質が共通であるIA型を比較観測することにより、過去の宇宙の膨張速度、そして未来を予測することができるのではないかと考えました。

コズミックフロントスペシャルでは、その超新星観測を2つのチームが切磋琢磨しながら競争した経緯についてかなり時間を割いて紹介しています。

ひとつのチームは、ローレンス・バークレー国立研究所のサウル・パールムッター博士率いる物理学者チーム、もうひとつのチームは、オーストラリア国立大学のブライアン・シュミット教授率いる天文学者チームです。



二つのチームは最終的にはハッブル宇宙望遠鏡を使った超新星観測などを通して、宇宙の膨張速度は当初予想されていた減少どころか速くなっているという驚くべき事実を発見しました(1998年に共同で発表)。これは、暗黒エネルギーが存在していることの証明と、暗黒エネルギーが膨張とともに増えているということを意味します。

サウル・パールムッター博士とブライアン・シュミット教授は、揃って2011年のノーベル物理学賞を受賞しました。

ノーベル賞受賞式

ちなみにサウル・パールムッター博士は、村山博士とカリフォルニア大学バークレー校で同じフロアで仕事をしていたそうです。ひょっとしたら村山博士にもノーベル賞受賞のチャンスがあったのかもしれません。。。

アインシュタインが撤回した重力の反対に働く力、ラムダ宇宙項は反重力であるダークエネルギーの発見とともにこうして再び復活したのでした。

シナリオ3のビッグリップでは、膨張速度が一定の範囲内であれば膨張が永遠に続きますが、それ以上だと、どこかで無限大になってしまい、宇宙がバラバラになって終わってしまいます。

ビッグリップ

138億年前のビッグバン以来、宇宙はダークマターの強い重量によって膨張の勢いがゆっくりになってきました。ところが、宇宙の誕生から70億年くらいから、なぜか、ダークエネルギーの影響で膨張が加速し始めました。

ダークエネルギーの存在が発見されたことで、ビッグクランチのシナリオ1は可能性がゼロとなったわけです。

ビッグリップでは、ダークエネルギーの増え方が極端で宇宙は急激に膨張し、やがて宇宙は引き裂かれます。すべての物質は原子レベルでも引き裂かれ素粒子まで分解されます。星は脹れ上がって爆発します。

ビッグリップの宇宙図

しかしこのビッグリップが起こるまでは計算ではあと数百億年先ということで一安心ですね。

一般に宇宙が膨張すると、暗黒物質は薄まる方向に対して、暗黒エネルギーは薄まらない方向、つまり増加するという関係があります。暗黒エネルギーは宇宙の膨張とともに増えてゆくという常識では信じられない関係があることがわかりました。

2013年3月21日の発表では、誕生直後の宇宙ではダークエネルギーはほとんど存在していないことがわかりました。しかし現在では、ダークエネルギーは宇宙の68%を占めるまでに増えていることがわかりました。

ダークエネルギーの比率

日本のすみれプロジェクトをはじめとして、遠くの銀河を詳細に観測することでビッグバン以降のダークエネルギーの遷移を調べる試みが進んでいます。2018年にはすばる望遠鏡に銀河の移動速度を測る分光器が稼動します。今後の発表が楽しみです。

一方、超ひも理論では、膨張が進むと、泡宇宙といって泡がどんどん発生して、泡のなかでは暗黒エネルギーがなく、加速膨張もしません。泡で宇宙が埋め尽くされると、宇宙の加速膨張が止まります。

泡宇宙

膨張している宇宙ではエネルギー保存の法則は成り立ちません。

第六章 多次元宇宙

超ひも理論では10次元と予言されています。3次元以外の次元はすごく小さいのです。

重力は電磁気力の36桁も違うほど弱い。しかし、重力は打ち消し合わない。なので日常生活で弱いと感じないのです。

重力は異次元ににじみ出るので弱くなっていくと考えられます。ブレーン(3次元空間の膜)の外側にある異次元です。

第七章 異次元の存在

LHCの衝突実験では重力の一部が異次元にしみ出てしまい、見かけのエネルギーが減ったようになります。

LHCの実験でブラックホールができるのであれば、異次元があるという証明にもなります。しかし異次元の詳しい実験はリニアコライダーという別の粒子加速器が必要になってきます。

リニアコライダーでは電子と陽電子を使います。

量子力学の基本原理に不確定性原理があります。ミクロの世界では物質の場所と速さを同時に求めることができません。

異次元を運動している粒子がダークマターではないかと考えられています。

第八章 宇宙は本当にひとつなのか

多元宇宙 - 宇宙はたった一つではなく、いくつもあるのではないかという考えです。

真空は実は、粒子と反粒子ができたり消えたりしているのです。粒子や反粒子はエネルギーがないとできません。しかしその真空エネルギーは暗黒エネルギーよりもけた違いに大きいので、暗黒エネルギーではありません。

超ひも理論では、私たちが素粒子だと思っていたものは、実は振動して広がっているひもなのです。

超ひも理論を使うと、量子力学と相対性理論の統合が説明できます。また、ブラックホールの特異点を説明できます。

6次元空間というのは複雑に折りたたまれたカラビ・ヤウ多面体です。

人間原理という考えがあります。この宇宙はうまくできすぎているのです。

真空エネルギーがたまたま小さい宇宙に人間が現れたという考えです。

サイクリック宇宙論では、二つのブレーンが近寄って跳ね返ったときにビッグバンが起きると考えます。そしてサイクルで再び膜同士の衝突が起きます。実際のデータとあまり合わず今のところ旗色が悪いです。

いろいろ話題があちこちに飛んでまとまりのないブログになってしまいましたが、宇宙に関する興味は尽きません。。。

(おわり)


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2017年6月21日水曜日

HDVビデオを撮影日時ごとにファイル分割してMPEG(m2t)で保存する

miniDVビデオのバックアップ方法についてはこちらのブログにまとめましたが、今回はHDVビデオです。

HDVビデオはDVビデオ形式から現在主流のAVCHDビデオ形式になる過渡期に主流となったビデオ形式です。720x480のDVビデオに対して、画素数は1440x1080とハイビジョン並みになっていますが、録画方式はDVと同じminiDVテープを使います。

現在のフルHDの1920x1080と比較すると劣るものの、1440x1080というのは現在の地上波デジタル放送と同じなので、画質はDVよりも向上されて非常にクリアになっています。

HDVとDVの比較

minDVのときは、DV-AVI形式で保存すれば、撮影日時の情報も保存されるので便利なこと、自動分割で取り込んだファイルは、Mediainfoとバッチファイルを組み合わせると自動的にファイル名と作成日時を撮影日時に合わせてくれる便利な方法があることを紹介しました。

しかし撮影日時に関してはHDVは注意が必要です。

HDVをなるべく劣化のない状態でテープから取り込もうとすると、保存方式はmpg(MPEG)となります。ところがこのmpg方式は、aviと違って撮影日時を保存するような領域を持っていません。

これは、MPEGのファイルフォーマットがAVIのようなコンテナ方式のファイルフォーマットと異なることが原因です。ちょうどWAVファイルがMP3やFLACと異なり楽曲情報を保有していないのと似た関係です。

したがって、mpgで取り込む場合は、ビデオを取り込む時点で撮影日時もあわせて取り込むことができるソフトが必要となります。

これができるのは、PowerDirectorやVideoStudioProといった市販のビデオ編集ソフトは機能を持っていません。

PowerDirectorやVideoStudioProで、HDVを撮影日時情報を残したまま取込みをするのなら、HDVからDV変換を行ってDV-AVI形式で保存するしかありません。

この場合は、送り側のカムコーダの設定をDV変換「入」にする必要があります。DV-AVI形式なので、記録される方式はDVと全く同じです。したがって画素数も720x480に少なくなります。

HDVをmpgで取り込んだ場合と、DV変換して取り込んだ場合の画質比較をしてみました。

DV形式

HDV形式

拡大してみると、やはり1440x1080と画素数で勝るHDV形式のほうが細かい部分がはっきりとしていることがわかりました。

唯一、撮影日時情報を残したまま取込みができるのが、こちらのサイトで紹介されているフリーのHDVハイビジョン取り込みソフト HDVSplitだけです。HDVSplitは、取り込む際に、自動的にシーンの検出とファイル分割を行い、ファイル名に撮影日時にしてくれます。

HDVSplitのダウンロードはこちらです(ver.0.77 static beta)。

HDV SPlit

HDVSplitは2005年10月ごろに開発が始まったようですが、残念ながら現在はその開発はストップしており、最後のバージョンは0.77 betaです。ちなみにWindows10でも問題なく動作します。

HDVSplitで取り込み中

注意点としては、HDVSplitのキャプチャ画面を表示するためには、予めffdshowをインストールしてMPEG2のデコーダをインストールしておく必要があります。

ffdshowではビデオ設定でMPEG2はデフォルトが「無効」となっているので、それを「有効」に変更する必要があります。

HDVSplitのPreviewにチェックマークを入れると、上の写真のように、キャプチャ中の動画(カブトムシの画面)が画面に現れます。

そして、シーン分割されたMPEGファイル(拡張子は.m2t)が撮影日時のファイル名となって保存されます。

HDVSplitは素晴らしいソフトなのですが、唯一の欠点は、取り込んだファイルの作成日時と更新日時は、撮影日時ではなく、取り込んだ日時になってしまうことです。

このままではWindows Liveフォトギャラリーのような動画管理ソフトで撮影日時順に管理することができません。

そこで、ファイル名に含まれている日時の情報から、ファイルの作成日時/更新日時を変更できる方法を模索しました。

汎用性の高いフリーソフトのFlexible Renamerではできないことがわかり、ネットを検索したところ、もっちーさんのこちらのサイトに、「ファイル名をもとにタイムスタンプを変更するVBS」を見つけました!

このVBSは、ファイル名がYYMMDD-hhmmssで始まるファイルの更新日をファイル名に合わせて自動で書き換えることができるスクリプトです。使い方は対象のファイルをVBSファイルにドラッグアンドドロップするだけです。

HDVSplitのファイル名は、YYMMDD-hhmmssではなくYYYY_MM_DD-hh_mm_ssとなっているので、この形式に合わせてVBSを改変してみました。また、ついでに一括変換のためにファイルごとに確認ダイアログが出るのは面倒なので、一括変換終了時に「終了しました」とメッセージが出る形に変えました。

改変したものが以下です。
--------------------------------------------------------------------------------
If WScript.Arguments.Length = 0 Then
    strMsg = "更新日時を変更したいファイルを、このアイコンにドラッグ&ドロップしてください。" & vbLf & vbLf & _
             "なおファイル名の先頭がYYYY_MM_DD-hh_mm_ss形式になっている必要があります。"
    MsgBox strMsg, vbOKOnly + vbInformation, "使い方"
Else
    Set FSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
    For k = 0 To WScript.Arguments.Count() - 1
        strFile = WScript.Arguments.Item(k)
        If FSO.FileExists(strFile) Then
            Set objFile = FSO.GetFile(strFile)
            strPathName = objFile.ParentFolder             'フォルダ名
            strFileName = objFile.Name                     'ファイル名
            strCurrentDateTime = objFile.DateLastModified  '現在の更新日時
            strYY = Mid(strFileName, 3, 2)
            strMM = Mid(strFileName, 6, 2)
            strDD = Mid(strFileName, 9, 2)
            strHor = Mid(strFileName, 12, 2)
            strMon = Mid(strFileName, 15, 2)
            strSec = Mid(strFileName, 18, 2)
            strNewDateTime = "20" & strYY & "/" & strMM & "/" & strDD & " " & strHor & ":" & strMon & ":" & strSec
            If IsDate(strNewDateTime) Then
                    With CreateObject("Shell.Application")
                        With .Namespace(strPathName)
                            .ParseName(strFileName).ModifyDate = strNewDateTime
                        End With
                    End With
            Else
                    strMsg = "ファイル名が不正です。" & vbLf & vbLf & _
                             "ファイル名の先頭がYYYY_MM_DD-hh_mm_ss形式になっている必要があります。"
                    MsgBox strMsg, vbOKOnly + vbInformation, "エラー"
            End If
        Else
            MsgBox "ファイルではありません", vbOKOnly + vbInformation, "エラー"
        End If
    Next
    MsgBox "処理が終了しました", vbOKOnly + vbInformation, "終了"
End If
--------------------------------------------------------------------------------

[使い方]
(イ) 下記VBSのコードをテキストファイルに貼り付け、拡張子を.vbs として適当な名前で保存する(例えばfoo.vbsとか)。保存場所はどこでも構わない。
(ロ) (イ)で作成したvbsファイルのアイコンに、更新日時を変更したいファイルをドラッグ&ドロップすると、③の機能が実行される。複数ファイルの一括処理可能。
(ハ) sendtoフォルダに(イ)で作成したvbsファイルをコピーし、右クリック→送るメニューからファイルを渡すことも可能。

これで更新日時を撮影日時に変更することができるようになりました。複数ファイルの一括処理も可能なので、大量のファイルも一気に処理できます。

更新日時が撮影日時と合っていればライブラリ管理では問題ないと思います。もし作成日時も撮影日時に合わせる必要がある場合には、前述のFlexible Renamerで簡単に合わせることができます。

これで無事、DVに加えてHDVのテープもHDDに保存して撮影日時ごとにライブラリ管理することができるようになりました!

Windows Live フォトギャラリーでライブラリ管理が可能に

ちなみに、Windows Live フォトギャラリーでサムネイル表示されない場合は、まず通常のエクスプローラでサムネイル表示するか確認すると原因が特定できます。エクスプローラでもサムネイル表示されない場合は、縮小表示のキャッシュを一度クリアするか、k-lite media codecのようなデコーダをインストールすると解決します。

私はWindows Live フォトギャラリーを利用して、過去15年間に撮りためた子供たちの成長記録を、時系列で管理することができるようになりました。

DV, HDV, AVCHD, MP4と記録メディアやフォーマットが異なっていても、時系列で統括してサムネイル表示で管理ができて大変便利です。

取り溜めてあった200本以上のminiDVテープを時系列でライブラリ化するのは予想以上に時間がかかりました。また、miniDVテープを撮影時間情報と一緒に取り込むという一見簡単に思えることが、実は複雑な手順を踏まなければならないこともわかりました。

まとめると、
1. DVの場合:PlayMemoriesHomeで取込み、beyondさん作成のMediaInfo/バッチファイルで一括変換
2. HDVの場合:HDVSplitで取込み、もっちーさん作成のVBSを改変したもの(上記)で一括変換
となります。

それにしてもVideoStudioX8やPowerDirector12といった最新のビデオ編集ソフトウェアで撮影日時を保持して取り込むという基本的な機能がサポートされていないのは大変残念です。

過去に撮り溜めたminiDVテープをバックアップすることもなくそのまま放置していると、やがて紛失したりテープの劣化で再生できなくなってしまうことも考えられます。それを避けるためにもバックアップは簡単にできれば良いのですが、現状では上記の方法を取るしか手はなさそうです。

(おわり)



2017年6月9日金曜日

カブトムシ育成日記(更新中)~産卵から羽化まで

今年は5月から暑い日が続き、都心でも30度を超える真夏のような日もありました。地球温暖化でしょうか。。。
その暑さのせいなのか、我が家ではカブトムシがどんどん羽化して成虫が土から現れてきました。

我が家でカブトムシを飼い始めたきっかけは、1年前の夏、近所のイベントでカブトムシのペアを無料でもらったのがきっかけでした。

住宅展示場のイベントチラシ

そのカブトムシがまさか産卵して、幼虫が生まれ、何十匹も羽化することになるとはそのときは予想もしていませんでした。

カブトムシを育てると、自然についていろいろな大事なことに気付かされます。以下はそのカブトムシの成長と、産卵から孵化、幼虫を経て羽化するまでの記録です。

2016年7月16日

子供と一緒に近所の住宅展示場イベントに参加してきました。イベントでは世界のカブトムシ・クワガタの展示をしていて、そこで先着50組に国産カブトムシのペアをプレゼントしていたのです。

カブトムシの無料配布イベント

元気なオスとメスを選んでもらってきました。

オスとメスそれぞれ1匹ずつ

さっそく家に持ち帰って子供と一緒に飼育環境を準備することに。昆虫図鑑を参考にしながらネットの情報もあわせてチェックします。

くぬぎマットや止まり木、飼育に必要なものはすべて近所の100円ショップで揃いました。

準備したもの

しかし、適当な飼育ケースがなかったので、代わりに以前金魚を飼っていた水槽を使いました。

①保水ジェル

水槽の底に保水ジェルを敷き詰めます。保水ジェルは必須ではありませんが、保水ジェルマットに栄養を与え湿度を一定に保ち、水分バランスをコントロールすることができます。

保水ジェル

くぬぎマット

くぬぎマットは100均の2.0リットルのものを使いました。

くぬぎマット

くぬぎマットを敷き詰めたら、霧吹きをしてマットを濡らします。

霧吹き

目安としては、手で握って土の団子が作れるくらいです。

団子が作れるくらいが霧吹きの目安

③防ダニ・消臭剤

次に防ダニ・消臭剤を入れます。カブトムシの成虫に寄生するダニを除去するのはもちろん、コバエ等の発生を防ぎます。

防ダニ・消臭剤を入れます

防ダニ・消臭剤を入れたら、もう一袋(2.0リットル)くぬぎマットを入れて敷き詰めます。


再びくぬぎマットを入れます

④保水液

保水液(約250cc)を指しておきます。これも必須ではありませんが、マットの奥まで保水されている環境を作ることができます。


保水液をセットします

⑤葉っぱのお家

マットの乾燥を防ぐために葉っぱで表面を覆います。外で集めてきた葉っぱだと、目に見えない虫や細菌がついている可能性がありますので、市販品を使うのが安全だと思います。

葉っぱのお家

⑥昆虫ゼリー

おなじみの昆虫ゼリーをセットします。昆虫ゼリーもいろいろなタイプがありますが、黒糖ゼリーはカブトムシが好んで食べるようです。

昆虫ゼリー

⑦小バエ除けシート

小バエ除けシートはカブトムシの飼育には必須のアイテムです。小バエ除けを飼育箱の蓋の大きさに合わせて適当な大きさに切って使います。

小バエ除け

⑧のぼり木、起き上がり小枝、くち木、樹皮の隠れ家など

カブトムシは飼育箱のなかでひっくり返ってしまうとなかなかひとりでは起き上がることができません。バタバタもがいているうちに体力を消耗してしまい、時にはそのまま死んでしまうこともあります。

それを防ぐためにも、いろいろな形状の枝や止まり木を入れておく必要があります。近所の林や公園で拾ってきても良いのですが、中に何が潜んでいるかわからないので、市販のもののほうが安心です。のぼり木にはゼリーのカップがちょうど収まるように穴が掘ってあるものもあります。

のぼり木、起き上がり小枝、くち木、樹皮の隠れ家

これでようやくカブトムシを育てる環境ができあがりました!

ひとまず完成

2匹のカブトムシを狭い虫かごから引越させたところ、住み心地が気に入ったのか、すぐに土に潜ってしまいました。

2016年7月17日

早朝5:30AM、そっと覗いてみると。。。メスもオスも土から出てきていました。オスはゼリーを食べています。


早朝に活動中

きれいに掃除してあった水槽の内面は無数の泥がはねて汚れています。夜中に飼育箱のなかで飛び回ろうとしてあちこち泥を飛ばしたのではないでしょうか。

飼育箱のなかで元気に飛ぼうとしています。

飼育箱のなかで飛んでいます

せっかく飛ぼうとしているので、箱から出して玄関で自由に飛ばせてあげました。

家の中で飛ばしてみました

ビデオも撮ってみました。

カブトムシの飛行

ぶーんと唸りながら元気に飛び回ります。体の重いカブトムシが空を飛ぶ光景は迫力がありますね。

1週間ほどはそうやってオスもメスも自由にしていました。メスは土に潜っている時間が長くあまり表面に出てきません。

飼育場所は玄関です。ここなら直射日光も当たらず、適度に涼しい温度です。

霧吹きは1日おきぐらい、食欲旺盛なのでゼリーは毎日取り替えました。ゼリーは感心するくらいキレイさっぱりと食べてくれます。

ところで自然界でカブトムシの天敵って誰でしょうか?幼虫のときはモグラや蛇が天敵、そして成虫になるとタヌキやカラスが一番の天敵だそうです。それもツノが目立つオスがメスよりも食べられてしまう確率が高いとのことです。

2016年7月23日

オスがメスの上に乗っかって、交尾を始めました。

(ちなみにうちの小学生の娘はそれを見つけて「カブトムシが結婚しているよ!」と喜んでいました)

カブトムシの交尾は、オスがお尻のあたりから生殖器を伸ばし、メスのおしっこが出る部分の辺りに当てて行われます。生殖器は普段はしまわれているのですが、交尾のときは長くなり先端はハサミのようになっているそうです。

ちなみに、交尾中にオスとメスを無理やり引き剥がしたりすると、交尾器が傷つくことがあるので、交尾中はそっとしておくことが大事です。

交尾が終わったあとは、メスは土の中に潜ってしまい、なかなか出てこなくなりました。

2016年7月27日

オスが交尾後に元気がなかったのですが、今朝見たらオスがひっくり返って死んでいました。

オスが死んでしまいました

これまで楽しませてくれた感謝を込めてオスを庭に埋葬。成仏を祈ります。

カブトムシの寿命は平均で2ヶ月程度ということです。ただし、食べ物や環境によってだいぶ変わるようで、以前飼育していたカブトムシ(オス)は、単体で飼っていたことに加えて、ゼリーではなくバナナを食べさせていたところ、12月まで生き長らえました。

2016年8月8日

メスはまだ元気ですが、日中も夜中もほとんどの時間土に潜って出てこなくなりました。

メスはまだ元気です

2016年8月19日

カブトムシをもらってきてから1ヶ月ほど経過。

お盆休み中は家を空けていたのですが、帰宅してから掘り起こしてみたらメスは土のなかですでに動かなくなっていました。

メスも死んでしまいました。。。

そのとき、土のなかに黄色い半透明な丸いものを見つけました!なんと、カブトムシの卵です。初めて見ました。

土を掘り起こして探してみると、たくさん産み落とされているではないですか。

メスを探して土を掘り起こすと。。。

卵が!

たくさんあります

紛れもないカブトムシの卵です!土の中をよく調べてみると、既に孵化して幼虫になったものもいくつか見つけることができました。

幼虫も発見

メスはこれまで楽しませてくれたことに感謝しつつオスの傍に埋葬します。あの世でも仲良く幸せに。。。

メスを埋葬

飼育箱のなかの土を用心深く探してみると、50個くらいの卵(と3匹くらいの幼虫)を見つけることができました。


メスは交尾から産卵まで3日から1~2週間ということで幅があります。7月23日の交尾から数えて7月末から8月初旬にはすでに産卵を始めていたということですね。

調べてみると、産卵は一度に多数の卵を産むのではなく、コツコツと1日に1~2個を生むそうです。

幼虫を育てるには2リットルのペットボトル容器が丁度良いらしいのですが、家になかったので、ありあわせの容器に土を分けて、そこに卵を分散させました。

いくつかの容器に分けて卵を分散

2016年8月28日

卵をいくつかの容器に分けてから1週間もすると、次々と幼虫が卵から孵化しました。

孵化した幼虫

幼虫はマットを食べながら猛烈な勢いで成長していくので、だんだん飼育箱が狭くなってきました。

カブトムシは肉食ではないので幼虫は原則共食いはしませんが、初齢から2齢くらいまでの時期は、個体の小さいものは稀に共食いあるいは自然淘汰で死んでしまうことがあるようです。

2016年9月3日

飼育箱として使っていた水槽の中身を新聞紙に全部出して、マットを入れ替えることにしました。

飼育箱のマットを出したところ

すでに大型の幼虫も

幼虫の数を数えたところ、41匹いました。ほとんどの卵が孵化した計算です。

ちなみに幼虫は素手で触ってはいけません。人間の手の温度で幼虫が火傷してしまうからです。ほかにも手についている雑菌が幼虫に感染してしまうと命取りになってしまう可能性があります。幼虫を扱うときは軍手をするのが良いです。

マットを新しいものに交換し、幼虫を均等になるように配置して埋めます。

幼虫を配置

ちなみにこのとき使ったマットは、SANKO 育成マット10Lというものです。Amazonから610円で購入しました。このマットはAmazonのカテゴリーでベストセラー1位で評価も高いものでした。

マットは開封してすぐに使うのではなく、一日くらい外に出しておいてからてから使うようにします(ガス抜きといいます)。これは再発酵といって、土のなかのバクテリアが空気を吸収して活性化することで二酸化炭素を吐き出し、マットが加熱する現象です。マットが再発酵してしまうとその熱で幼虫は土から出てきてしまい、最悪死んでしまいます。


40匹を飼うにはすこし窮屈ですが、これでしばらくは何とかなるでしょう。

2016年9月24日

幼虫が巨大化してきて、マットもよく食べるため、飼育箱に糞が溜まってしまいました。

いよいよ飼育箱が手狭になってしまったので、これまでの水槽から中古の大型プラスチック製衣装ケース(サイズ40x30x70くらい)に引越しをすることに。

ここまで大きくなりました

立派な顎をしているので、噛まれたら痛そうだなと思いますが、どうやらカブトムシの幼虫は人間の指を噛むことはあまりないそうです。でもこの顎で発泡スチロールの箱などは噛み切って逃げ出してしまうそうです。

幼虫のオスとメスの見分け方ですが、幼虫のお腹(おしりから2番めと3番めの線の間)に「∨字」があればオスの可能性が高くなるそうです。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

マットは、フジコン バイオ幼虫腐葉マット 10Lというものを2袋使いました。Amazonから518円で購入しました。マットは時期によって値段が変わりますが、この時点ではこの商品が最安値でした。

水槽の古いマットは、幼虫の糞が大量に混じっていますが、まだ使えます(厳密には栄養分が減っていますが)。マットから糞をより分けるために、100均で売っている”ふるい”が役立ちました。

ふるい

幼虫の糞

幼虫の糞は、写真のように黒い長四角の形をしています。特に臭いがあるわけではなく、乾燥しているので取扱いは大変ではありません。

ちなみに幼虫の糞は、畑に撒いたりすると良い肥料になるそうです。カブトムシのマットは腐葉土ですから、糞も腐葉土というわけです。自然界ではカブトムシの幼虫の役割は、枯葉が堆積してできた腐葉土を細かくして糞にすることだそうです。自然の力ってすごいですね。

衣装ケースに引越し

マットの全交換のほうが良い場合もありますが、できるだけ環境の変化を抑えるという意味では、こうして一部のマットだけ交換するほうが幼虫への負荷は少ないと思います。

大型の衣装ケースに40匹の幼虫をすべて埋めました。少し窮屈な気もしますが、なんとかなるでしょう。

幼虫を配置

幼虫同士が土のなかで出会ってしまうとストレスになるそうなので、できるだけ均等に配置します。ちなみに3齢を過ぎると、幼虫同士の咬み合い等はほとんどしないそうです。

衣装ケースは周囲を黒い用紙で覆い、上部は小バエ除けシートで被います。


衣装ケースに

この状態で室内で飼育することにしました(妻もしぶしぶ納得)。室内のほうがラクだと思いますが、場所は家族の方と良く相談して決めましょう。

我が家は室内が乾燥するのもあり、毎日1回、霧吹きをすることは欠かせません。
乾燥を防ぐためには衣装ケースの蓋をしてしまえば良いのですが、そうすると幼虫が呼吸することができなくなってしまいます。

うちのケースは角が割れているので大丈夫かと一度試しにケースの蓋をして一昼夜おいてみたら、たくさんの幼虫が呼吸が苦しくて表面に出てきてしまいました!

幼虫が表面に出てくる理由はほかにもいくつかあります。

前述したマットの再発酵、水のやり過ぎ、幼虫の病気、マットが糞だらけ、幼虫が多過ぎ、などなど。。。

詳しくはこちらのサイトをご参考ください。

2016年12月23日

前回のマット交換から3ヵ月、ケース内のマットの量が減ってしまったので、マットを補充することにしました。

マットの上は糞だらけ

マットは、マルカン バイオ育成幼虫マット 10L M-705というものを1袋補充しました。Amazonから646円で購入しました。

マットの補充

SANKO、フジコン、マルカンと3種類のマットを試しました。細かい差異はあると思いますがどのマットも十分役立ちました。マットの価格は変動するので、そのときに安値で入手できるもので良いと思います。

屋外で飼育している場合は12月だと冬眠の時期なのでマット交換は避けたほうが良いでしょう。

これで無事に年を越えられそうです。

2017年1月12日

年が明けて事件が発生!

毎日の霧吹きが面倒なので、しばらくサボッていました。3日ぶりくらいに見てみると、成虫がいっせいに表面に「コンニチハ」してしまいました!

成虫が地表に

冬場の室内は空気が乾燥することがあり、注意が必要です。やはり手抜きはいけません。しっかり毎日の霧吹きを欠かさずやることに。

2017年3月25日

春になり、幼虫たちも冬眠から覚めて再び活動的になったのか、マットの糞の量が増えてきました。そこで、3度目のマットの交換を行いました。前回と同じくマルカン バイオ育成幼虫マット 10L M-705を1袋補充しました。

マットのガス抜き

マットを1日天日で干してガス抜きをします。

マット交換後

マットを交換して糞も取り除きキレイになりました。

マット交換後は、幼虫が土の上に出てくることはなくなりましたが、なぜかほとんど毎日のように、土の上でモゾモゾと動いた跡が残っていました。

やがて5月になると、その跡も見えなくなり、静まり返ってしまいました。

サナギになっているが見えるかもしれないと、ケース側面のシートを外してみましたが、残念ながら外側からサナギを確認することはできませんでした。

2017年6月1日

この日帰宅して部屋に入ると、虫がバタバタ羽ばたいている音が聞こえました。

まさか。。。と半信半疑で蓋を開けてみると、見事なメスが羽化してジタバタしているではないですか!

メスが羽化しました

ついに誕生、立派なカブトムシの成虫です!

幼虫を世話して半年余り、果たして本当に羽化するかどうか自信はありませんでしたが、こうして無事に羽化してくれて感激です。

2017年6月3日

オスが羽化しました

メスが羽化してから二日後、今度はオスが羽化しました!

マットから立派なツノが突き出ているのを発見したのが夜9時。翌朝には立派なオスがひっくり返ってバタバタともがいていました。

バタバタともがいています

羽化直後にひっくり返っていると、思わず助けたくなりますが、こちらのサイトによると、このひっくり返りはお腹側を乾かすためにカブトムシ自身が行っているという説もあるそうです。

また、生まれてからすぐにいきなり飛び回る能力がありますが、これにもビックリです。

立派なオスです

のぼり木とか樹皮の隠れ家とかは、100均に行ってもまだ昆虫の季節でないので売っていません。そういうときは、竹炭を代用して使ってみると良いでしょう。竹炭ならばオールシーズン100均で入手できます。

竹炭を止まり木代わりに

こちらのサイトによると、竹炭は、消臭効果があり、またアンモニアのようなアルカリ性物質をよく吸着してくれ、湿気の多いときには、これを吸収し、乾燥してくると吸収した水分を放出して室内の湿度を調整する、調湿機能にも優れています。

竹炭 効果で飼育ケースを消臭,調湿(上のサイトより)

価格も手ごろなので、竹炭を積極的に使うというのは良いアイデアではないかと思います。

2017年6月9日(23匹)

その後次々と羽化が進んで、

6月1日 オス0メス1
6月2日 オス0メス0
6月3日 オス1メス1
6月4日 オス2メス4
6月5日 オス0メス3
6月6日 オス0メス2
6月7日 オス4メス0
6月8日 オス0メス1
6月9日 オス3メス0

6月9日の時点でオス9匹、メス13匹の合計23匹が生まれました。まだまだ生まれてきそうな勢いです。

生まれたカブトムシはどれも大型で、メスの1匹だけ小型でしたがあとはみなほとんど同じサイズです。

羽化はほとんどが夜中に行われるようで、日中に土から出てきたものがありませんでした。オスの場合は日中ツノだけ出して夜中に土から出てくるというパターンです。メスは何の前触れもなくいきなり登場という感じです。

カブトムシが羽化して出てくるのはとにかく感動します!

ところで、カブトムシの力ってスゴイですね。夜中のうちに羽化したカブトムシが脱走、妻と子供たちが大騒ぎなんて日もありました。

カブトムシは自分の体重の20倍以上のものを引っ張る能力があるそうです。虫カゴの蓋なんかもしっかりと閉めておかないとこじ開けて逃げてしまいます。

最初はメスのほうが多かったのが、その後突然オスばかり生まれてくるのは不思議です。調べたところ、オスのほうがメスに比べて1週間から10日ほど遅く羽化するようです(これを羽化ずれといいます)。

オスとメスの生まれる割合ですが、50:50ではないそうです。近親勾配を重ねると雌雄が偏るとも言われています(メスが多いとも言われています)。

オスのカブトムシを同じ飼育ケースに入れると喧嘩をするので、できればオス同士は避けた方が良いようです。理想的なのはオス1匹とメス2匹の組み合わせでしょうか。もちろんケースは大きいに越したことはありません。

しかしこんなに早くにこれほどたくさん羽化するとは想定外で、飼育ケースが全然足りない状況に。。。!

飼育箱を重ねています

飼育箱に入れたカブトムシは、昼間は静かなのですが、夜中になると大騒ぎです。下の写真とビデオは夜中の2時半に撮影したものです。

メスが羽を拡げました

オスも元気です

夜中は大騒ぎです

気が付いたのですが、ひっくり返ってバタバタしているところから起き上がるのには、横向きで起き上がるより、後ろ脚(?)からグイッと上体を起こして起き上がるほうが多いようです。

撮影のために黒いデジカメを飼育ケースのなかに置いたところ、オスのカブトムシはツノをかざして向かってきました。闘争本能なのでしょうか。

現在、知り合いなどに拡散して里親を大募集中です。すでにオス5匹メス6匹が里子に出ました。

2017年6月14日(26匹)

(6/14夜現在)
23-11=12匹のはずが、14匹(オス6匹、メス8匹)います。計算が合わない。。。

この夜、オスとメスが交尾しているのを見つけました。オスがメスに乗っかっているところや、オスがメスを追いかけているところは良く見ましたが、実際に交尾中のシーンは初めてです。

オスが何やら「キューキュー」という音を出しながら、時折体を震わせています。なかなか自然の迫力を感じる光景です。

交尾中

果たして交尾が無事に果たせたかわかりませんが、こうして次の世代に命を繋げるんですね。

2017年6月16日(27匹)

6月9日以降すっかり羽化が見られませんでしたが、今朝は久しぶりにオスが羽化しているのを発見しました!

久しぶりに羽化を発見

今日は最高予想気温が30度の予報です。やはり温度が高くなると羽化が始まるのでしょうか。

6月の過去の天気

14日にまた4匹里子に出たので、新しく生まれたオスを含めて現在11匹(オス5匹、メス6匹)となっています。オスとメスのバランスはいい感じですね。

これまで26匹羽化しました。幼虫は40匹くらいだったので、まだ14匹くらい土の中でサナギになっているものと思われます。早く生まれくるのが楽しみです。

2017年6月18日(25匹)

昨日オス1匹里子に出したので、現在10匹(オス4匹、メス6匹)です。
今朝メス1匹がほとんど動かなくなってしまいました。ついに死んでしまうのでしょうか。。。
そしてオス(ゆいすけ)がひっくり返って死んでしまった!これで2匹死んでしまいました。。。

オスメス1匹ずつ死んでしまいました

現在8匹(オス3匹、メス5匹)です。

2017年6月24日(25匹)

16日以降は羽化が見られないので、ひょっとしてサナギはもういないのではないかと思い、土を慎重に掘り起こすことにしました。

ずいぶん掘り進むと、オスとメスそれぞれ2体のサナギが見つかりました。生きているかどうかわかりません。


下のほうは土が相当固まっているので、果たしてこの硬さの土から羽化して這い出ることができるのか、ちょっと心配です。

サナギが作られている場所は、土が硬くなっており、上部からは土が盛り上がったような感じでした。

そして。。。残念なことに、オスの成虫の死体が掘り起こされました。立派な大きさですが、土から這い出ることができなかったのでしょうか。ツノは取れて脚もバラバラです。冥福を祈ります。

2017年6月24日(25匹)

オスがまた1匹死んでしまいました。。。ひっくり返っていたわけでもなく死因は不明です。これでオスは手元に3匹になってしまいました。

昆虫ゼリーがなくなったので100均に行って買ってこようと思ったら、なんと6個で100円!2年前は24個で100円でした。あまりに高いのでAmazonでマルカンのものを注文しました。こちらは50個で335円と経済的です。


(つづく)